弊社で行ってきたセミナーにて、高齢犬の飼い主様の年代は
もう一度ペットを飼いきることができる年代だということは
繰り返しお伝えしてきました。
今まで、高齢犬の飼い主様は高齢であるというのが定説でありましたが
弊社で実施した飼い主様アンケートの集計の結果、
11歳~15歳の高齢犬の飼い主様の年代は
50代以下が約70%を占めていることが分かったのです。
これは、ペットを看取った後でも、また新たなペットを迎え入れて
しっかりと看取ることのできる年齢だということです。
しかし、ペットを看取った後、すぐに新しいペットを迎える気持ちに切り替えるのは
飼い主様によっては、とても辛いことかもしれません。
それは、ペットロスが飼い主様の中で発生してしまうからです。
なので「ペットロス防止」に対するアクションがSTEP1として非常に重要です。
また、一般的に【2割の顧客が8割の売上を作っている】といわれている中
動物病院の売上の80%は全体の40%の飼い主様が占めると言われております。
その40%の飼い主様のペットは高齢である可能性が高いという点から、
売り上げの80%を占めている方々は、診療費を多くかけており
病院との関係は深いと考えられます。
そのため、新しいペットを迎え入れた際にも
引き続き病院にとって上客になると見込まれます。
なので、動物病院との繋がりを継続させていくことがSTEP2として非常に重要です。
以上のことを実現するためには、
この書籍を通して飼い主様に向けて中長期時間をかけて
きちんと啓蒙をすることが非常に重要だと考えます。
ペットを看取る前に新しいペットを迎え入れたり
ペットロスを乗り越えて新しいペットを飼い始めたりという
次に繋げるアクションを喚起していければと思い
この書籍プロジェクトを立ち上げました。